住民健診 協会けんぽ健診 各種組合健診 特殊健診 人間ドック健診 個人健診 レディースデー

健診・検診

住民健診

当健診センターでは、大月市の住民健診を受託し実施しています。

疾病の早期発見や生活習慣病を未然に防ぐために、定期的な健康診断お勧めします。
大月市が実施する住民健診を当院健診センターが受託し実施しています。
詳しくは、広報「おおつき」3月号あるいは大月市が4月に発行の「健康のしおり」をご覧下さい。
また、大月市のホームページにも掲載されますので、内容をご確認してお申し込みをお願いいたします。

胃内視鏡検査をご希望の方は1日当たりの受入数に限りがあります。

・令和6年度の基本健診・がん検診(乳がん検診以外)の申し込みが始まりました
     申込先  … 大月市役所子育て健康課 TEL 0554-23-8038  平日9:00~15:00
     申込期間 … 8月30日(金) まで            

・乳がん検診のご予約は健診センターです。
     申込先  … 健診センター  TEL 0554-22-1347(直通) 平日13:00~16:00
     申込期間 … 12月27日(金)まで  


◆住民健診とは

国が策定し、自治体(大月市)が実施している住民健診には「特定健診」と「がん検診」があります。国民の主な死亡原因となっている各種病気を予防し、早期発見・早期治療につなげ死亡率を下げるのが目的で行われます。

大月市独自の施策として国民健康保険加入者を対象とした「すこやか大月市民健診」(人間ドック)もあります。

◆基本健診(特定健診)

大月市役所 子育て健康課 (TEL23-8038) へお電話ください。         

肥満はメタボリック症候群の原因となり生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)ひいては死亡に至る各種の心臓、血管の病気につながります。国が策定している特定健診はそれを予防、治療につなげるための健診です。40歳から74歳の方を対象としています。リスクありと判定された方には保健師さんなどが改善のための無料個別支援を行いますので是非ご利用ください。要治療と判定された方は医療機関を受診してください。大月市では20歳から39歳、75歳以上の住民に対しても特定健診と同内容の健診を行っており、併せて基本健診として実施しています。

◆がん検診

がんの中でも頻度の高い胃がん(2015年男性で死亡率2位、女性で4位)、大腸がん(男性3位、女性1位)、肺がん(男性1位、女性3位)、乳がん(2位)、子宮頸がん(5位)については検診で死亡率が低下している科学的根拠があり、国が集団検診を推進支援しています。その検診方法や検査でがんの疑いが出た場合の精密検査方法も定められています。また超音波検査による乳がん、前立腺がん(5位)、肝がん(男性4位、女性6位)の検診は山梨県が独自に推進支援しているものです。胃がん検診は胃透視(バリウム検査)と上部消化管内視鏡を選択できます。

検診はがんの可能性を広く探るものですががんがあるにもかかわらず検査では陰性(偽陰性)となること、またがんが無いのに検査で陽性(偽陽性)となることがあります。検診は毎年あるいは隔年に継続して受診することが大切です。

国の策定するがん検診(胃、大腸、肺、乳、子宮頸)で異常が認められた方にはさらに精査が必要です(要精査者)。精査の方法も定められており、当健診センターが連携している医療機関も公表しています。

がん検診(乳がん検診以外)のお申し込みは、大月市役所 子育て健康課です。 (TEL23-8038)

乳がん検診のお申し込みは健診センターです。 (TEL 22-1347 平日13:00~16:00)

  • 超音波検査(エコー)あるいはマンモグラフィ検査となりますが、詳細は大月市のホームページ、広報おおつき3月号、健康のしおり等でご確認ください。
  • マンモグラフィ検査は女性あるいは男性の技師が行います。
    ※検診マンモグラフィ撮影診療放射線認定技師が指導しています。

【大月市】特定(基本)健診・がん検診について
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/health/kenko/tokuteikensin.html

◆子宮頸がん検診

… 当院健診センター及び県内指定医療機関

  • 子宮頸がん検診は2年に1度で、4月下旬頃に受診券が届いた方が今年度の対象者です。
  • 当健診センターでは金曜日のみ実施となります。
  • 婦人科の医師は女性です。(代診時は男性医師の場合あり)

詳しい内容は大月市のHPでご確認ください。

【大月市】生活習慣病予防健診(子宮頸がん検診)
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/health/kenko/seikatsusyukanbyou_sikyu.html

◆すこやか大月市民健診(人間ドック)

  • 国民健康保険加入の方で、35・40・45・50・55・60・65歳(令和6年4月1日満年齢)の方を対象として実施されます。対象者の方には個別に通知が届きますので、内容をご確認のうえ健診センターへ直接お申し込み下さい(TEL22-1347平日13:00~16:00)。

【大月市】すこやか大月市民健診(人間ドック)
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/health/kenko/sukoyaka_kenshin.html

協会けんぽ健診

全国健康保険協会の生活習慣病予防健診を受託しています。
詳しい内容は、各事業所に送付されているパンフレットあるいは協会けんぽのHPでご確認ください。

・2024年度の協会けんぽ健康診断予約は3月15日(金)受付開始いたします。 
  9月以降は大変混み合い予約も取り難い状況になります。
  予約の取りやすい4月、5月の受診をお勧めします。

   受付時間   平日 13:00~16:00
   電話番号   0554-22-1347(直通)
          0554-22-1251(病院代表)

   

【協会けんぽ】健診のご案内
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat410/r89/

各種組合健診

各種健康保険組合との職域健診契約を締結し、被保険者及び被扶養者健診を受託しています。
当健診センターでの受診が可能であるかは、ご加入の健康保険組合ご担当者に確認してください。
申し込み方法及び受診券の発行等につきましてもご担当者に確認をお願いします。

 令和6年度の健康診断ご予約は3月15日(金)より受付を開始いたします。
 9月以降は大変混み合い予約が取り難い状況です。
 予約の取りやすい4月、5月の受診をお勧めします。

   受付時間  平日 13:00 ~ 16:00

   電話番号  0554-22-1347(直通)
         0554-22-1251(病院代表)

特殊健診

労働安全衛生法第66条第2、3項に定められた健康診断で、じん肺法第3条に定められていた健康診断を含めていいます。 労働衛生対策上特に有害であるといわれている業務に従事する労働者等を対象として実施する特殊健康診断を行っています。
詳しくは、お電話にてお問い合わせをお願いします。
 受付時間  平日  13:00 ~ 16:00
 電話番号  0554-22-1347(直通)
       0554-22-1251(病院代表)

  • 有機溶剤
  • 特定化学物質
  • じん肺
  • 主な検査の料金

人間ドック健診

健康診断も人間ドックも、健康状態を知るためにという目的は同じですが、「法的な義務があるかないか」の違いがあり、人間ドックには法的な義務はありません。また、健康診断との内容の大きな違いは「検査項目の多さ」になります。健康診断での検査項目は通常10項目ほどでご自身が希望する検査項目がない場合もありますが、人間ドックは検査項目が増え、健康診断で行われる検査項目のほかに、肺機能検査、腹部超音波検査、上部消化管X線(あるいは胃内視鏡検査)を行い、胸部CT検査、腫瘍マーカー、マンモグラフィといった検査もオプション検査としてご用意しています。

検査項目が多いことで、詳細に身体の中を検査することが可能なため、健康診断だけではわからない病気を発見することが可能です。何よりも、自身が気になる箇所をより細かく診ることができるため、不安も解消できます。

人間ドックでは様々なオプション検査項目を選んで行うことが可能ですが、基本的に自費になります。
事業所や健康保険組合によっては費用を補助する制度もありますのでご確認ください。

人間ドック(自費の場合)料金

基本料金 44,000円(税込)

個人健診

就職や就学のための健康診断

当健診センターでは、雇用の促進と就学支援のため、通常の検査料金を概ね半額に減額して雇い入れ時の健康診断や就学のために必要な健康診断(個人健診)をお受けしています。

職種により検査内容が異なりますので、検査内容の分かる資料をお手元に準備してからお申し込みをお願いします。入職先指定の診断書用紙がある場合は当日必ずお持ちください

完全予約制申込当日の受診はできません
一日当たりの予約枠に制限がありますので、入職先への提出日を確認のうえ二週間程度の余裕をもってご予約をお願いします。

検査結果については、原則として当日※お渡ししますが検査終了から1時間程度の時間を頂いております。
  ※検査内容によっては結果が出るまで一週間程度の期間が必要になる場合があります。

入職先で特に指定がない場合の基本的な検査内容は次のとおりです。

雇い入れ時の健康診断

労働安全衛生規則第43条では、労働者を雇い入れた際に、健康診断を行うことが義務づけられています。健康診断項目は次のとおりです。

  1. 既往歴及び業務歴の調査
  2. 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
  3. 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
  4. 胸部エックス線検査
  5. 血圧の測定
  6. 貧血検査 (赤血球数、血色素量)
  7. 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
  8. 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  9. 血糖検査
  10. 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
  11. 心電図検査(安静時心電図検査)

法律で定められた検査項目での基本料金は6,600円(税込)です。
検査項目に増減がある場合は料金が変わることがあります。

受診前日

  • 前日の飲食は脂肪の多い食事や飲酒は控え、午後9時までに済ませてください。

受診当日

  • 受診当日の朝は絶食で、少量の水分摂取は問題ありません。(夏季は脱水防止のためコップ一杯程度の糖分を含まない水のみ摂取してください。)
  • タバコやガムも全ての検査が終わるまで控えてください。
    ※飲食や水分摂取の状況により検査が出来ない場合があります。
  • 血圧の薬を服用している方は、受診当日の朝、少量の水で服用して下さい。
  • 糖尿病の薬を服用されている方は、受診当日の朝の服用はせずご持参ください。

レディースデー

当健診センターでは女性受診者専用の日【レディースデー】を設けご予約をお受けしています。
オプション検査として、子宮がん検査・乳房がん検査をご用意しました。
(男性の方は、予約ができません)

※男性の医師が内科診察を行います。
※臨床検査技師には男性が含まれます。
(女性技師をご希望の場合はお申し出ください、その場合お待ちいただく場合があります。)

レディースデー詳細(2024年)

レディースデーは
  7月19日、9月20日、10月18日、11月15日、12月20日、1月17日の各金曜日に実施します。

レディースデーにお勧めするオプション検査

乳がん検診

  • マンモグラフィ
    ※マンモグラフィの検査は女性技師あるいは男性技師が行います。
      2名の女性技師が在職し担当しています。
    ※検診マンモグラフィ撮影診療放射線認定技師が指導しています。
  • 乳房エコー

子宮がん検診

  • 子宮頸がん(細胞診)
  • 経膣エコー … 子宮頸がん(細胞診)と同時に実施されます。
    ※経腟エコーの料金はかかりません。
    ※子宮がん検診の検査は女性医師が行います。(代診の際は男性医師の場合があります。)

健診と検診

健康診断(健診)は住民対象の特定健診や労働者対象の一般健診などのように一般的な健康状態を評価するものです。対して検診はがん検診のように特定の病気をスクリーニングするための検査です(例えば大腸がん検診であれば便潜血反応を調べます)。

政策健診と任意健診

政策健診とは公共施策として国や自治体が指定した検査を行うもので、財政的補助を伴います。国民の主要な死因となっている疾患(生活習慣病に起因する心血管病、がん)について健診(検診)を行う事でその疾患における国民の死亡率が低下することが期待できる検査を行います。目的とする疾患の検出を最大にし、かつ安全に行えるようにするため一定のルールに基づいて行います。

任意健診は受診者の希望に応じて行うものです。人間ドックなどは政策健診に準じて行われることが多いですが、検査方法や検査項目では受診者の希望が反映されます。例えば、政策健診での大腸がん検診では便潜血反応を行い、陽性者には下部消化管内視鏡検査を行いますが、任意健診では下部消化管内視鏡検査を直接実施することも可能です。また脳動脈瘤の検査として頭部MRを実施している検診施設もあります。

健診結果報告と相談

検査結果は結果票として3~4週後に郵送されます。
結果は判定区分で示されます。
異常が見つかり、更に精査が必要、あるいは治療が必要な場合は要受診と報告されます。

健診結果説明会

住民健診では結果説明会の日程表が同封されていますので、その際に栄養士、保健師、医師との相談も受け付けます(令和3年度は新型コロナウイルス流行の為、医師との電話相談を実施しています)

特定健診保健指導

大月市民の特定健診で未治療のメタボリック症候群と判定された方はその程度に応じて動機付け支援と積極支援として保健師さんからの指導が受けられます。大月市との契約により当センターでは動機付け支援を行っています。是非、支援を受けて生活習慣病の改善に向けて下さい。

がん検診での要受診

がん検診で要受診と判定された場合、精査の方法、検診施設と医療施設との連携について国の指針に則り対応します。精査の為に医療機関を初診受診する場合には情報提供書(紹介状)が必要です。健診センターからの依頼状だけでは受け付けてもらえない場合(施設により異なります)があります。かかりつけ医に情報提供書作成をお願いしてください。あるいは健診センターにご連絡いただければ、対応します。 

異常値・異常所見の早めの通知

いろいろな検査で異常値・異常所見が認められ、至急に連絡した方が良い場合は①健診終了前であれば口頭対面で、②健診終了後であれば電話でお知らせします。当院または連携施設、かかりつけ医療機関で精査、治療が早く受けられるようにいたします契約した検査項目以外で異常が認められた場合も緊急性に応じてご連絡いたします(よくある例:特定健診の尿検査で尿潜血陽性がでた。血液検査で血小板減少が認められた。肝がん検診の腹部超音波にての肝臓以外の臓器で異常が見つかったなど)