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健診

健診と検診

健康診断(健診)は住民対象の特定健診や労働者対象の一般健診などのように一般的な健康状態を評価するものです。対して検診はがん検診のように特定の病気をスクリーニングするための検査です(例えば大腸がん検診であれば便潜血反応を調べます)。

政策健診と任意健診

政策健診とは公共施策として国や自治体が指定した検査を行うもので、財政的補助を伴います。国民の主要な死因となっている疾患(生活習慣病に起因する心血管病、がん)について健診(検診)を行う事でその疾患における国民の死亡率が低下することが期待できる検査を行います。目的とする疾患の検出を最大にし、かつ安全に行えるようにするため一定のルールに基づいて行います。

任意健診は受診者の希望に応じて行うものです。人間ドックなどは政策健診に準じて行われることが多いですが、検査方法や検査項目では受診者の希望が反映されます。例えば、政策健診での大腸がん検診では便潜血反応を行い、陽性者には下部消化管内視鏡検査を行いますが、任意健診では下部消化管内視鏡検査を直接実施することも可能です。また脳動脈瘤の検査として頭部MRを実施している検診施設もあります。

健診結果報告と相談

検査結果は結果票として3~4週後に郵送されます。
結果は判定区分で示されます。
異常が見つかり、更に精査が必要、あるいは治療が必要な場合は要受診と報告されます。

健診結果説明会

住民健診では結果説明会の日程表が同封されていますので、その際に栄養士、保健師、医師との相談も受け付けます(令和3年度は新型コロナウイルス流行の為、医師との電話相談を実施しています)

特定健診保健指導

大月市民の特定健診で未治療のメタボリック症候群と判定された方はその程度に応じて動機付け支援と積極支援として保健師さんからの指導が受けられます。大月市との契約により当センターでは動機付け支援を行っています。是非、支援を受けて生活習慣病の改善に向けて下さい。

がん検診での要受診

がん検診で要受診と判定された場合、精査の方法、検診施設と医療施設との連携について国の指針に則り対応します。精査の為に医療機関を初診受診する場合には情報提供書(紹介状)が必要です。健診センターからの依頼状だけでは受け付けてもらえない場合(施設により異なります)があります。かかりつけ医に情報提供書作成をお願いしてください。あるいは健診センターにご連絡いただければ、対応します。 

異常値・異常所見の早めの通知

いろいろな検査で異常値・異常所見が認められ、至急に連絡した方が良い場合は①健診終了前であれば口頭対面で、②健診終了後であれば電話でお知らせします。当院または連携施設、かかりつけ医療機関で精査、治療が早く受けられるようにいたします契約した検査項目以外で異常が認められた場合も緊急性に応じてご連絡いたします(よくある例:特定健診の尿検査で尿潜血陽性がでた。血液検査で血小板減少が認められた。肝がん検診の腹部超音波にての肝臓以外の臓器で異常が見つかったなど)

施設健診とバス健診

検診には施設に受診者が出向いて受ける施設健診と検診車が地域や職場に出向いておこなうバス健診があります。

バス健診は受診者には足の便が良い、職場で仕事の合間に効率よく受診できるなどのメリットがあります。

当健診センターは大月市立中央病院附属の施設健診ですが、希望の受診日に受診予約できる、内視鏡など検査方法が多様で、異常が見つかった際に迅速に精査、治療に繋がるなどの利点があります。