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理事長挨拶

地方独立行政法人 大月市立中央病院 理事長 榎本 信幸
地方独立行政法人 大月市立中央病院 理事長
山梨大学附属病院 東部地域医療教育センター長・特任教授
山梨大学医学部消化器内科 特命教授
山梨大学 名誉教授
榎本 信幸

 令和5年4月より、地方独立行政法人大月市立中央病院の理事長を拝命いたしました榎本信幸と申します。
 令和4年12月に大月市と山梨大学は包括連携協定を締結し、幅広い分野で地域および大学の発展のために協力していくこととなりました。これを受けまして医療におきましても地方独立行政法人大月市立中央病院の運営を山梨大学医学部附属病院が全面的に支援・協力することとなり、法人理事長として私が山梨大学より就任させていただくこととなった次第です。
 当院で私たちの目指すものは次の4つです。

  • ①ゴール(理想)
    「病気で苦しむ人のいない社会」
  • ②ビジョン(目標)
    「地域の医療の中核」
  • ③ミッション(使命)
    全ての患者さんの安心
  • ④アクション(行動)
    「安全な医療、親身な笑顔、確かな技術、一つのチーム」

 これらをひとつにまとめますと「私たちは安全な医療、親身な笑顔、確かな技術、一つのチームで全ての患者さんに安心を贈り届ける地域の医療の中核となり、病気で苦しむ人のいない社会を目指します」という理念となり、これを山梨大学医学部附属病院と同じく「優しい態度と優れた医療」で実現していきたいと思います。

 今後、当院は山梨大学医学部附属病院との密接な連携のもと、病院の理念を追求していくことになります。
 具体的には大学病院内に連携を担う「東部地域医療教育センター」を設置、このセンターが大月市立中央病院との協力のもと、地域医療の充実はもちろん、大学病院の使命である医学生の教育、医師の研修の場としても当院と連携する予定です。
 そして何よりも地域の皆さんの「安心」のために医療に関して重要なことは次の3つの点です。

  • ①病気の早期発見と予防医療を地域で
  • ②大学病院の外来診療を地域で
  • ③地域でできる入院治療は地域で

 これらのために、健診の充実、山梨大学医学部附属病院からの外来医の派遣、急性期医療での山梨大学医学部附属病院との連携と回復期・慢性期・リハビリ医療の充実などを図っていく予定です。これにより皆さんが安心して暮らしていただける医療体制をお届けしたいと思います。
 山梨大学病院を中心とした地域医療、医学教育の充実の一翼を担いつつ市民の皆さんに安心をお贈りすることを目標にスタッフ一同努力して参る所存ですので、どうかよろしくお願いいたします。

院長挨拶

地方独立行政法人 大月市立中央病院 院長 
地方独立行政法人 大月市立中央病院 院長
(山梨大学医学部附属病院 東部地域医療教育センター 特任教授)
山口 達也

 令和5年4月に病院長に就任いたしました、山口達也と申します。私はこれまで山梨大学で消化器内科を専門として診療を行ってまいりました。このたび山梨大学医学部附属病院に東部地域医療教育センターが設置され、同センターを通じて大月市と山梨大は協力して地域および大学の発展を目指すこととなりました。今後、大月市立中央病院は山梨大学附属病院と診療や教育において密接に連携していきます。このような仕組みは山梨県では初の試みであり、この地域に住む方々が、安心して医療を受けられる環境を整えるために尽力してまいります。

 これまで東部地域の一般医療・救急医療・災害医療・感染対策等を支え続けてきた歴史を踏まえ、患者様とそのご家族にとって最適な医療を提供することを心がけてまいります。地域のニーズに合わせた医療サービスの提供や、他の医療機関との連携も大切にしていきます。皆様のご支援とご協力をいただきながら地域の中核病院としてますます発展していくよう努力してまいりますので、何卒よろしくお願い致します。

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